色辞典

色の持つ意味・パワー
普段、何気なく選んでいる色、好きな色、嫌いな色、苦手な色、、、など、みなさんあると思います。
無意識に選んでいることも多いかと思いますが、なぜその色を選んでしまったのでしょう?
色にはたくさんの情報が隠されています。
もちろん、個人個人の背景の違いで、同じ色でも温度差があるのも事実ですが、ここでは一般的な色についての情報をお伝えいたします。
オーダーメイドの参考に、日々の生活に、楽しく役立てていただければ幸いです。

赤 Red


赤からは「太陽」や「火」「血」などの現実感を伴ったイメージが連想されます。これらのイメージは「生命力」「パワー」「エネルギー」という、私達が直接的には知覚しにくい抽象的な概念を湧き出させます。
気持ちを高揚させたい時や攻撃的であるべき時、例えばスポーツの試合のときに赤の衣装や小物を身に着けると大きな効果を発揮するでしょう。

・レッドを身に着けると効果的な場合
自分をより元気づけたい時、疲れていたり無気力な時。またスポーツなどで競争心を駆り立てたい時などにレッドは効果を発揮します。成功に向かって集中したり、積極的な行動のための気力を充実させたり、気持ちを前向きにする色です。

ピンク Pink


ピンクと言われて最初に思い浮かべるのは「愛情」という言葉でしょう。ピンクのイメージは、恋愛、家族愛、母親が子供に注ぐ無償の愛、人類愛、動物や植物に注ぐ愛など、世の中に存在する「愛」をシンボライズしています。
ピンクに囲まれていると、愛に包まれているような、ふんわりとやさしい気分になります。恋愛中の人はピンクに心惹かれる人が多いようです。

・ピンクを身に着けると効果的な場合
愛情深い、思いやりに満ちた人でありたいと望むなら、ピンクを身に着けると良いでしょう。ピンクは自分自身を育て、自分自身に優しくなれる色です。人は恋をすると優しい気持ちになります。そんな時にふと手にするのがピンクです。
サーモンピンクや濃いローズピンクは、無私の愛に包まれたような気持ちにさせます。またショッキングピンクやマロンピンクは、感覚的なプレッシャーを和らげ素直に楽しさを享受する感情を導き出し、リスクを少なくするなどの効果があります。

オレンジ Orange


オレンジには「太陽の色」「みずみずしい果実の色」を想わせる健康ではつらつとしたイメージがあります。明るさ、爽やかさなどもオレンジのイメージから受 け取れます。現在は「オレンジ」という色名が一般的になっていますが、古くはミカン科の常緑低木である橙(だいだい)から色名がイメージされ「橙色(だい だいいろ)」と呼ばれました。橙は冬になると色づき、熟しても落ちることがなく、翌年の夏には再び緑色の実をつけるため、橙の果実をお正月飾りに飾り 「代々栄える」と縁起をかつぎました。

・オレンジを身に着けると効果的な場合
失望している時、人生に明るさや喜びを求めたい時にオレンジを身に着けると効果的です。オレンジは適度にシリアスになる感情を和らげ、いきいきと情動を働かせ、微笑みをもたらします。
また自立心を高め人生の意義を気付かせてくれる色ですから、ネガティブな自己イメージから自分を解放するのに効果的です。

黄 Yellow


「健康」「明朗」「ユーモア」などのイメージがあるイエローは、最も視認距離が長い色、つまり遠くからでも目立つ色です。特に黒地を背景にした場合のイエ ローは、最も注意を喚起する色で、そのために夜間に道路で作業する人のユニフォームや遮断機の模様、児童の雨傘やランドセルのカバーなど安全を確保するた めにイエローが使われることは周知のことです。
鮮やかで若々しいイエローは、周りの空気を一気に明るく爽やかにする人、太陽のように明るい人などのように、明るく輝いて注目されるキャラクターをイメージさせます。

・イエローを身に着けると効果的な場合
中立の立場を保ちたい時や冷静な気持ちでいたい時、周囲との距離を保ちたい時にはイエローを身に着けるとよいでしょう。また理性的に考えなければならない時や、議論の筋道を整理しなければならない時、記憶力を高めたい時などにも効果的です。
イエローは勇気を奮い起こさせ、自分に自信を与える色です。内なる知恵を目覚めさせるには、イエローよりもゴールドが役に立つでしょう。

緑 Green


「安心感」「安全」「新鮮」などのイメージを持つグリーン。信号機などに安全のシンボルとしてグリーンが使われるのは、大自然の緑に目を向けた時のように、安らぎや穏やかさ、平和なイメージを私達に伝えるからでしょう。
ペールグリーンには目を休める効果があります。一般にアイレストグリーンと呼ばれる効果から文具などの色によく使われます。

・グリーンを身に着けると効果的な場合
異常に過敏または優柔不断な時や、明確な判断力が必要な時にはグリーン系の服を着ると効果的です。アップルグリーンは健康と幸福と新しい出来事を象徴する 色です。自然の植物のように鮮やかなグリーンは理解力を深め、周囲と助け合う力を増幅して幸せに導きます。ブルーグリーンは楽天的な気分にさせ自分自身や 他人への信頼感をもたらします。

青 ブルー


「開放感」「平和」「幸福」など、空や海の壮大さからブルーのイメージは連想されます。白と同様に日本人が好む色の一つです。ブルーには「ブルーヘブン」 という言葉やメーテルリンクの「青い鳥」という物語など平和と幸福をシンボライズする強いイメージがあります。オリンピックの開会式を見ていると、平和の シンボルとしてまず最初に登場するギリシャの国旗はエーゲ海の色をイメージしたライトブルーと白の縞模様です。

・ブルーを身に着けると効果的な場合
ゆっくりと静かにリラックスしたい時、緊張を解きほぐしたい時に効果的な色です。また精神的な疲労感の強い時にもブルーを着るとよいでしょう。ブルーは自 分を信頼するために、また、他人に責任をとらなければならない時にエネルギーを与えてくれます。洞察力や知恵、勇気や決断力、そして直感力を刺激する色で す。
ターコイズは緊張している時、神経質になっている時に着ると良い色です。さらにコミュニケーションの色でもありますから、人前に出て話さなければならない時などに効果的です。

紫 Purple


パープルは色そのものに落ち着きや尊厳、聖なる品格が感じられるためか「高貴さ」「品格」「神秘性」「幻想的」なイメージがあります。古代から洋の東西を 問わず、身分の高い人、高貴で特別な人の色とされていました。清少納言も「枕草子」で「花も色も紙もすべて、なにも、むらさきなるものはめでたくこそあ れ」と記述しています。合成染料が開発されていなかった時代では、紫がどれだけ貴重な色 であったかが想像できます。

・パープルを身に着けると効果的な場合
紫は心に何のわだかまりもなく、愛や平和を望む時にふさわしい色です。瞑想など心を集中する時に適した色で、平和と静かさをもたらします。

白 White


ホワイトは「無垢」「純潔」「清純」「清潔」「明晰」「明るさ」「すべてに染まる」というイメージを持ち、日本人が最も好む色です。この清純無垢なイメージからウエディングドレスや白無垢といった花嫁衣裳にシンボライズされて使われます。
また光の色の法則として、すべての色が混ざり合ってできるホワイト(テレビやスポットライトの原理です)をクリアーと呼び、そのクリアーを涙にたとえます。浄化、明晰性、純粋性を表す色として使われます。

ホワイト・クリアーを身に着けると効果的な場合
人生において、より大きな発見や洞察が必要な時に白を着ると効果的です。現実逃避や甘えの気持ちが強い時、また心を開き明快な思考を蘇らせ、新しいアイ ディアを受け入れて計画を行動に移す時などに。また、立ち止まって考える時間を与え新たなスタートを切ろうとする時にも効果的です。
身に着けるというのとは少し違うかもしれませんが、旅行カバンには白をお薦めします。同じ重さのものを白い包装紙と黒い包装紙で包んでみると、黒は白の1.87倍の重さに感じる(体感重量)という実験結果があります。

黒 Black


黒は「自己防衛的」「都会的」「高級感」などのイメージがある半面、「闇」「絶望」「コンプレックス」「葛藤」「反抗」「孤立」などマイナスのイメージに繋がることが多い色です。
しかしこのようなマイナスのイメージを持つ黒を自ら選んだ場合、精神的な不安を発散する治療効果をというプラス面を持っています。

・ブラックを身に着けると効果的な場合
誰にも負けたくない時、自分を確立していこうとする時、意志の力強さをアピールしたい時、他人に干渉されたくない時に効果を発揮します。
紫外線から肌を守る色でもありますので、上手に取り入れて下さい。
ただし長期間の使用はお勧めいたしません。人間の体にとって有益な光を体の中に通さないため老化を早めてしまうからです。